あなた以外は風景になる

その人以外見えなくなった時のことを書いておきたい

2015/9/28 Dorothy Little Happy at.渋谷マウントレーニアホール 『September◆Dorothy Little Happy Live 2015 Vol.4』

 ドロシーは前体制も現在の二人になってからも今までイベントでは見たけれど、ワンマンには行ったことがなかった。詳しくないけど楽しめるかな~という若干の不安を、周りのドロシーおたくさんの『絶対に楽しませてくれるから大丈夫!』の声を頼りに足を運んだ。


 マウントレーニアホールも初めてで、座席がすっごくいい椅子で(このまま座ってじっくり眺めたい…)って正直思う。まあ、そういうわけには行かないんですが。


 アンコール含めたっぷり一時間半、私でも(あ、聞いたことある!)という曲が多く、観客も二人のパフォーマンスをしっかり楽しみたいという感じの方が多くて(終演後、今日セトリがいい!という声もちらほら聞こえた)、これは初めて行く方もアイドルに慣れない女性も安心。バックダンサーを入れたり入れなかったり取り混ぜてでしたが、個人的には二人だけでしっとりと歌い上げた「STARTING OVER」がとてもよかった。知っていた曲と言うのもあるけど、でもこんなにいい曲だったのかと立体的に聞こえてきた。
改めてまりちゃんのボーカリストとしての才能を目の当たりにした。こんなに伸びやかに歌える子なかなかいない。それだけでなく表情も豊かで。華があるのでついつい目がいってしまう。


 またかなちゃんは背中で語るダンスというか、背を向けていてもそこをつい見てしまうような吸引力があった。あと告知が素晴らしくスムーズ。アイドルってイベントがやたら多いグループがほとんどなので、ライブやイベントでは告知がなかったり、あっても『ツイッターを見てください!』で終わったりしがちなのだけど(時間的な制約があるというのもわかるけど)、かなちゃんはちゃんと聞き手がわかるように工夫して告知を丁寧にしていた。当たり前のようで出来ていないグループが多い中、流石だなあと思わされた。
ワンマンを見に来るような熱心なファンが多いところで、そこも手を抜かないのは意識が高いなと。

 

 あと知ってはいたけどあの衣装!
二人がくるくるとまわる度、それを追いかけてスカートが翻る。ターンして止まると、一呼吸おいて上品な丈に戻る。なんて美しいんだろう。あのスカートの稜線で暮らしたい。あの稜線に上る太陽で目覚め、沈む太陽に感謝の祈りを捧げて暮らしたい。


 アンコールは『デモサヨナラ』。ファンとの掛け合いがあまりにも有名な曲だ。この日はレディースデイとして沢山の女性が来るようにサービスしてくれていた。きっとはじめましてのひとが多いと思って、この曲をラストにしてくれたのかもしれない。最後に声を聞かせてね、と二人は笑っていたけれど、途中で声がでなくなってしまった。私がはじめてこの曲を聴いたのは2012年のTIFだと思う。いろんなアイドルのTシャツを纏ったアイドルオタクがいっせいに\オレモー!!/と叫んだ光景は圧巻だった。思い出しながらしみじみと感動してつい聞き入ってしまった。

 ドロシーリトルハッピーは正しい。まさに『アイドル!』と言いたくなる楽曲とダンス。清楚でかわいい衣装。和やかな人柄が滲み出るMC。ライブの後の握手会にも参加したが、初めてで慣れていない私相手にも爽やかに対応してくれた。何よりも二人は会場の隅々まで見渡しながら歌っていた。歌と笑顔が行き届くように。

 ライブが終わって余韻がため息となって漏れた。ステージから仙台の風が吹いてくるような、清らかなライブだった。

 

セトリはファンの方が上げていたのをお借りします。

1:恋は走りだした
2:CLAP! CLAP! CLAP!
3:Breaking through
4:colorful life
5:look at me
6:永遠になれ
7:STARTING OVER
8:Hey Boy! Hey Girl!
9:GET YOU
10:My Darling
11:2 the sky
12:ストーリー
13:青い空
En.:デモサヨナラ