あなた以外は風景になる

その人以外見えなくなった時のことを書き留めたい

【個人用感想メモ】12/16 SANABAGUN.「渋谷ジョーク」@渋谷CLUB QUATTRO

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先週のライブレポを、musicoholicのサイトへあげました。

私にしては珍しく結構長めに書いてますので、読んでいただけると嬉しいです。

あちらはきちんと情報をお届けしようというサイトなので、割愛したポイントをこっちではつらつら書いていこうと思います。自分のための覚書です。なのでまとめる気もないです。

 

最前センター付近で、正確に専門用語で言うと「高岩遼最前ゼロズレ」で、しかも友人たちとも連なって見ることが出来て大変幸せでした。もうこんなことはきっと出来ない。いくら値段が値段とはいえ、クアトロをきちんと満員に出来たグループを、今後チケットの争奪を含めてこんな幸せな位置で楽しめるなんて思えないなあというのが正直な感想。

そんなに騒いでいなかったと思うんですけど、あとで会った知り合いの方に「声聞えましたよ」って言われた・・・。あれか、警察コントの時に「いかないでー!」って言った気がする。逆にそれ以外は、特にメンバー入場から4曲目までは圧倒されて声どころか身動きもままならないほど緊張していた。本気で「あなた以外は風景になる」状態。

こんなにじっくりサナバガンの曲を続けて見られたのは初めてだったのでそれに感動したのもあるんだけど、ステージにいる人全員の緊張と集中力もガンガンに伝わってきたのもある。

特にバンドの要のドラムが、きちんと揃ってるのは見た中で初めてだったのでその音に打たれたのをすごく覚えてる。ああ、こういう音なのね本来は・・・と。一番ステージの奥にいるのに、すごく近くで見えているような感覚すらした。澤村一平くんはフロントマンの二人を見ていないようですごく見ているんだろうなあ。どういう合図を受けとってるのか私にはわからなかったけど、タイミングのずれとかないからううーいつか見つけたい。

自分は音楽に関する知識が本当にないので恥かしいのですが、今までトランペットって直線的に音を届ける、遠投に向いている楽器だよなあって思っていたんですけど実はそうではないと気づいたのもこの日で。まっすぐなだけではなくて、きちんと音の強弱だけでない表情も感じられて心地良かった。サックスと併せることでより奥行きも感じられるし、何のインタビューだったかツイートか忘れたけどどこかで「サックスとトランペットふたつあわせることで最強になる」みたいなこといってた記憶があるけど、ほんとそれだ、すごく心地よかった。大河君と紘一君並んでると安心感ある。

あと、アンコールの時の来春ニューアルバムリリース!っていう映像ですけど、あれ無駄に凝っていてあそこ一度きりの使用ってもったいないので動画あげてほしいなーと思った。

サナバのバンド全体の演出、フロントマン二人だけでなくて楽器隊も全員含めてステップ揃えたり静止したり、そういう緩急のつけ方が大好きなんですけど、この演出を考えてるのも恐らく高岩遼くんなのでしょうけど、違ってたらすみませんけど、大きいステージで見るとより際立つなあ。一体感をわかりやすく見せてもらえると、客も安心してそこに任せられる。

 

高岩遼くんは途中からめちゃくちゃ汗かいていて、飲んだ水分全部汗になってるくらいの勢いで、これは脱水症状なんじゃないかと心配になるくらいだった。

ライブ終了後の自分メモ見返すと「高岩水」「高岩水が湧いた」しか書いていないので、自分で自分の頭が心配になりました。誰か助けてください。湧いているのは高岩水じゃない、お前の頭だとあの日の私に言いたい。